【現実世界の女将さん】
■坂本屋の5代目女将。本名、坂本 龍江(たつえ)。主に店の経営などを仕切る役割を担っています。
簪の目利きは確かなもので、親方に引け劣らない。
【本当は人情味溢れる、皆のお母さん的存在】
■厳格な態度ばかりが目立ちますが、本当は義理人情に厚く、気遣いが出来る優しい一面もあります。
弟子達を我が子のように思っていますが、
中でもミツに対しては思い入れが強かったようです。
男だけの環境の中、女一人だけでやっていこうとする、
ミツをとても気かけています。
頑張ってもらいたい、その思い入れの強さから、
厳しい態度になってしまうこともしばしば。
(女一人でやっていこうとするミツに
自分の姿を重ねていたのかもしれません)
【若い頃は双子にそっくりだった】
■今の厳格な態度とは正反対に、若い頃は破天荒なおてんば娘でした。両親が忙しいのを良いことに、店をこっそり抜け出しては遊びまわっていたり、
悪戯をしかえることも度々ありました。
■それを見かねた親方が、女将さんに意見したのが二人の出会いでした。
それまで、自分とまともに向き合ってくれる存在がいなかった女将さんにとって、
親方との出会いは大きなものでした。
■かかあ天下のような関係になっていますが、
少々抜けのある親方を女将さんが陰で多々フォローしてあげている、
という経緯もあり、あんな感じになっています。(ちなみに、親方は婿養子)
【デザイン】
■極道の妻的雰囲気にしたいなと思い、デザインしました。
女性的な印象の強い、藤の花を柄として選びました。
【あちらの世界の女将さん】
■ミツの女将さんに対するイメージ像。「女将の簪」は女将さんの思い入れのある物だったため、
“あちらの世界”で“女将さん”として現れるトリガーとなっています。
(ミツが抱いている、絶対に逆らえない恐怖の対象して現れた姿)
【デザイン】
※本編ではカラーで且つ全体像が出せなかったイラストです・・・(泣)■ミツが苦手とする、「蜘蛛」と「女将さん」が合わさった姿をイメージしてデザインしました。
ミツの中で、女将さんは絶対に逆らえない存在だったため、
3章のゲーム性もそれに合わせ、女将さんは“倒せない存在”として登場させました。
■女将さんを倒す案ですが、最終案では、建物が崩れその下敷きになる、というものでした。
(今まで舞台としてきた、坂本屋という場所の最後、という意味も込め、建物を潰す演出を入れました)
初期案では簪さんに倒してもらうつもりでした。
でも、敵清を倒してもらう関係上、そこまで簪さんにやってもらうのもどうだろう、
と思いその案は没にしました。
【こぼれ話】
■3章で登場する「女将の簪」は、親方が女将さんにプロポーズした際に渡した簪という設定でした。
■3章、親方と女将さんの部屋で生け花を調べると、
ミツが水仙の花を綺麗と話すシーンがあります。(ver2.0以降)
水仙の花言葉は「自己陶酔」。
女将さんとしては、そうなってはいけない、という戒めの意味で活けていました。
ミツにとっては・・・。
■敵女将さんの初登場シーンで使おうと思ったイラストです。
目の部分を光らせて使うつもりでしたが、雰囲気と合わないので没にしました。
■女将さんが鉄塔から降りてくるシーンや、黒い雨の演出、
MAPデザインなど、個人的にここの章がすごく気に入っています。
地下のMAPを何回も何回も修正したのは良い思い出に・・・。
あと、敵女将さんのドット作成が一番難しかったです。
※このMAP地味に作るの楽しかったです
■最終章(ver2.02以降)、女将さんが親方にデレるシーンの
女将さんの台詞窓が「親方」になってました。。
とある方の実況動画を見るまでまったく気づきませんでした。。
見つけてもそっとスルーしてください・・・ね。。
(うーが)